[人類初] ブラックホールの輪郭撮影に成功 32Gbps 23.7PBのデータ量!

今日の22時に、人類歴史初のブラックホール写真が公開されました。

ブラックホールの引力は強すぎて、光もブラックホールに吸い込まれますので、今までは一度も直接にブラックホールの写真を撮ったことがありません。

記者会見から見ると、写真を撮る手段は、世界に分布している望遠鏡8台を連携し、地球直径と同じレベルの望遠鏡ネットワークを作り、この望遠鏡ネットワークでM87銀河のブラックホール写真を撮りました。

この方法を知ったとき、「あれ、分散コンピューティングと似ているではありませんか?」と思いました。観測した時間は2017年4月5日~2017年4月14日です。そして、エンジニアとして、とても気になる点は望遠鏡1台のデータ発生率はなんと、32Gbps! つまり、9日間で発生したデータ量は 2.9PB*8=23.7PB ! だからデータ分析だけで、二年をかけましたね。

記者会見では詳しいデータの保存や処理の話をしていませんでしたので、どうやってデータを処理したのか本当に気になります。

最後にこちらは二年をかけたブラックホールの写真です。少し地味ですけど、何とか凄いと感じています。